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子育て以外に没頭できる自分の居場所を求めてWebデザイナーに。大切にしていることは「お客様の幸せ」

3人の男の子を育てながら、地元青森でウェブアドバイザーとしてお客様と併走している沼田さん

子育て以外にも没頭できる自分の居場所が欲しい」という気持ちを糧に、妊娠・出産を繰り返しながらも着実にWebのスキルを高めていきました。

「お客様に幸せになってもらいたい」その気持ちを大切にWeb制作を行う沼田さんは、Webのスキルはもちろん「人柄」でも選ばれるWebデザイナーとして、地元青森のお客様から誰もが知る大手企業のWeb制作にも携わっています。

今回は沼田さんご自身のこれまでの歩みから、Webデザイン勉強中の方に向けた超有益なアドバイスまで幅広くお話しをうかがいました。

目次

自分の居場所を求めてWebデザイナーに

今のワークスタイルは?

地元青森でフリーランスのWebデザイナーをしています。

個人での仕事や業務委託など、これまで出会った方とのご縁を大切に柔軟に仕事をしています。

平日は9:00~16:00が主な仕事時間。 それ以降は子どもの習い事の送迎マシーンに変身です。土曜日も午前中は平日持ち越した仕事をして、日曜日は完全に家族との時間を過ごしています。

下の子が3歳を過ぎるまではしょっちゅう風邪をひいていたので、実質週3,4日働いている感じでしたが、最近は体調も安定してきたのでしっかり働ける日が増えました。

子育てと仕事の両立はどうしている?

仕事に子育てに家のこと、全部を一生懸命やるのは苦しい!!

夫婦でお互いのやりたいことを尊重しながら「ここはやるからここは手を抜かしてね」と持ちつ持たれつの関係で乗り越えています。

夫は「Webをやりたい!」という私の気持ちを尊重し応援してくれているので、夫じゃなければWebの仕事は無理だったと思います。

Webデザイナーになったキッカケは?

新卒で卸売業の事務職に就いていましたが、結婚を機に退職して夫のいる和歌山に引っ越しました。

正社員の仕事を辞めてからは「私には何ができる?」「子育て以外にも没頭できる自分の居場所が欲しい」と考えるようになりました。

夫は当時転勤のある職種でしたので、新しい仕事を初めてもまた辞めなければいけない状況が目に見えていました。そんな訳で、場所を選ばずに時間を自分でカスタムできるWebの仕事に辿りついたのです。

お客様を巻き込みながら知識と経験を積む

どのようにWeb制作の知識を身につけたの?

結婚後、独学でコツコツとWebの勉強をスタート。その後第一子・第二子を出産。もっとスピード感を持って学びたいと思い、デジタルハリウッド大阪校に通いWeb制作の知識を身につけました。

その後岩手に引っ越した際に、デジタルハリウッド福岡校が遠隔対応でグロースハッカー(※)の講座を開催するとのことで、これまで学んだWebの知識にプラスになると考え、3人目妊娠中に受講しました。

グロースハッカーとは?

グロースハッカーとは、企業やサービスを急成長させる仕掛け「グロースハック」を仕掛ける人の総称です。特に、Webサイトのユーザー・インタフェースは、ネットによる企業の成長を大きく左右します。グロースハッカーは、Webデザインやマーケティングの経験・知識を駆使して、企業のWebサイトの会員登録者数や販売数が増えるように、ユーザーが扱いやすい配色やレイアウトのデザイン変更をおこない企業やサービスの成長を仕掛けます。

Web制作の現場や企業から注目される付加価値の高いスキルであり、Kaizen Platformグロースハッカーネットワークの中には、既に年収1,000万円ペースで収入を得る地方のグロースハッカーも存在します。

デジタルハリウッドより引用

繰り返す妊娠・出産とパートに勉強・・・。 日中はパートをして、昼休みに課題のイメトレ、帰ってきて子ども達を寝かしつけた後に課題の着手・・・。

1ヶ月間徹夜もザラでした。

今振り返ると「あの頃には戻れない!」と思うほど大変でしたよ。

その後、夫の実家の事業を継ぐために、青森にUターン。

沼田さん
夫とは中学の同級生。お互いの実家が青森なんです!

地方青森はWeb会社が少なく、幼い子ども3人。そうなると会社勤めという選択肢がなくなり、自身でWeb制作会社『エフディークリエイト』を立ち上げました。

時には実際の案件を受けながらお客様を巻き込んで知識と経験を積んでいます。知らない分野の領域が含まれる場合は、お客様には今の自分のスキルを提示して「一緒に勉強しながら進めさせていただきますね」と正直に伝えています。

またお客様にWeb制作以外でも最適なご提案ができるように、一消費者としての気持ちも大切にしています。常日頃「なんで私はこの行動をしたのか」「何に心を動かされたのか」考えや気づきをストックしているんです。

沼田さん
お客様の商品は必ず自分で体験するようにしています。

今はホームページからのお問合せや知人からの紹介、デジハリ卒業時に登録したママグロースハッカーズなど、今まで出会った人との繋がりからお仕事をいただく機会が多いです。

今後の目標は?

Web制作をはじめた当初は、自分のスキルに自信が持てずにお客様に言われるがまま制作をしていました。それだと最終的にWebサイトの目的が分からなくなってしまったんです・・・。

お客様のためにも自分のためにもならない制作はやめよう」と気がついてからは、目指すべき姿をお客様と共有し、設計戦略を決めてWeb制作をするスタイルに変更しました。

今後は徐々に設計部分に特化して、デザインやコーディングはパートナーを募集して進めていきたいと思っています。

また地方は「Webサイトを作れば売れる」と考えるお客様が多いんです。だけどWebサイトは作って終わりではなく、その後の運用が大切。戦略的にWebを活用することの大切さをお客様にも伝えていきたいです。

大切なのはお客様への『愛』

「Webデザインスクールを卒業したけれど、その後何からスタートすればよいのだろう・・・」
スクール卒業後に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

豊富な経験と実績のある沼田さんに、選ばれるWebデザイナーになるために大切なことをうかがいました。

Webデザインスクール卒業後、何から始めるべき?

スクールでも言われると思いますが、自身の制作物をアピールできる場所が必要です。ただし、制作物をただ載せるだけでは新米のWebデザイナーは競合に負けてしまいます。

制作物だけではなく、「どうしてこのデザインにしたのか」「どんな想いでこのサイトを制作したのか」自分の想いや自分らしさを見せることが大切

またポートフォリオを作っても見てもらえなければ伝わりません。SNSやクラウドソーシングなどアピールする場所を作ることも重要です。

今は技術だけでなく「人」で選ばれる時代。「あなただから選んだ」と言ってもらえるように個性を出していければ、自分自身も仕事がやりやすくなりますよ。

どんな人と一緒に仕事をしたい?

ただ業務を「さばく人」ではなく、一緒にお客様のことを考えゴールを共有できる人とお仕事がしたいです。

例えばスピード感を持ってデザインを作ってくれる方でも、制作物をポンっと送ってくる人ではなく、「こんな想いで作りました!」と作品の中身まで伝えてくれる方だと嬉しいですね。

飽和状態のWeb制作業。どんなWeb制作者なら需要がある?

お客様に幸せになってもらいたい」この気持ちを根底に、そのために何ができるかを一生懸命考えられる人ですね。お客様にとって本当に必要なものを提案できる勇気のある人は重宝されると思います。

例えばお客様と話す中で「Web制作じゃない方がお客様の悩みを解決できるのは?」と思った時には、目先の売り上げに囚われてWeb制作をオススメするのではなく、お客様の悩みに寄り添いながらWeb制作以外の最適な提案もできると良いと思います。

そして数をこなすのではなく、1つ1つの案件を大切にすること。

お客様への誠意は必ず伝わるし、逆もまた然りで心のこもっていないやりとりは「自分のことを大切にしてくれていないのかな」とお客様に伝わってしまいます。

お客様の幸せを願って「愛」を持って対応することで、人柄でも選ばれるWeb制作者になれると思います。

未来の在宅ワーカーに一言お願いします。

在宅ワークは「自由」なイメージが先行しているけれど、「自由」や「楽」を求めて在宅ワークに飛びつくと挫折します。

自由の前提にあるのは「信頼」。

社会人としての基礎「報・連・相」がきちんとできて、お客様との信頼関係が築けてこそ自由に働けるのです。

「お客様に満足いただきたい」その気持ちを大切に、誠意を持って働くことが大切だと思います。

プロフィール

沼田 薫さん
家族構成:本人・配偶者・長男(小2)・次男(年長)・三男(3歳)
仕事内容:Webデザイナー
在宅ワーク歴:2017年よりフリーランスのWebデザイナーとして活動をスタート

こちらの記事は2021年9月現在の働き方です。
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この記事を書いた人

フリーランスWebライター
金融業界で営業事務を6年間経験したのち、2人目の出産を機に、フリーランスWebライターへ転身。
子育て×働き方メディア運営・SNS代行・メディアのライティング。
人や物に込められた想いを文章にするのが得意です。


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