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子育てをベースに自分のできる範囲で在宅ワーク。焦らずゆっくりWebデザイナーとして成長したい

Webデザイナー瀬川和美さん

今回ご紹介させていただくのは、子育てをベースに自分のできる範囲で仕事をしたいと考え、Webの世界に足を踏み入れたWebデザイナーの瀬川さんです。

3歳の娘さんを自宅で保育しながら、自分のできる範囲で在宅ワークをしている瀬川さんは「今は理想的な働き方ができています。」とお話してくださいました。

自分次第で働く時間や仕事量を選択できる在宅ワークの働き方は十人十色。

今はガッツリ働くことが難しくても、自分のできる範囲で少しずつでも手を動かすことで、未来の自分の可能性を広げてくれます。

妊娠・出産を機に働き方に悩むママや働くことを諦めている方に「在宅ワーク」という選択肢もあることを知っていただけたら嬉しく思います。

目次

子育てをベースに自分のできる範囲で無理なく働く

今のワークスタイルは?

3歳の娘を自宅で保育しながら、扶養内でフリーランスのWebデザイナーをしています。現在妊娠7ヶ月で出産を控えているため、ホームページの下層ページの制作など単発のお仕事をいただく機会が多く、忙しい週もあれば全く仕事をしない週もあるんです。

あとは、Webパートナーとして1件契約していて、月8時間時給制でインスタグラムの運用代行の仕事もしています。

子どもが小さいうちは子育てをベースに自分のできる範囲で仕事をしたいと思っていたので、今は理想的な働き方ができています。

1日のスケジュールは?

子どもが週2回幼稚園に通っているので、その間の8:00-14:00が唯一の自由な時間。

仕事がある時は、娘が幼稚園に行っている間に集中してやります。その時間以外は常に子どもと一緒なので、子どもがテレビに集中している時に細切れで作業をしたり、子どもが寝た夜の時間に仕事をすることもあります。

週末は家族で出かけることが多いので、土日は基本的にパソコンは開きません。お仕事をくださるあいみんさんも「土日は休んでね」と言ってくださるので、休みの日は家族との時間を大切にしています。

産休・育休を有効活用してスキルを身につけたかった。

Webデザイナー瀬川さん

Webデザイナーを目指したキッカケは?

出産を機に今後の自分の働き方を考えるようになりました。

これまで10年間総合商社で事務をしており仕事は楽しかったのですが、結構ハードな仕事でしたし、通勤時間が片道1時間ほどかかり、子育てをしながら今の仕事を続けていくのは難しいのではと不安が芽生えるように・・・。

夫からも「育休中に何か勉強してみたら」と勧められたので、産休・育休中の時間を利用してスキルアップできることをネットで探していました。そこで見つけたのが、パソコン一台あれば在宅でも働くことができるWebデザイナーの仕事。

両親も遠方で子どもを預けられる人がいなかったので、子どもと一緒に通うことができるWebデザインスクールを探す中でデジハリの存在を知りました。

「産休・育休中にスキルを身につけて家で働くぞ!」と強い決意があったので、ためらいはなくデジハリの受講を決意しました。

子連れでの勉強。大変なこと・工夫したことは?

デジハリに通い始めたのは子どもが10ヶ月の時。在学中にイヤイヤ期を迎えました・・・。

基本は家で勉強をして、先生がいる水曜日と木曜日だけデジハリに通っていましたが、先生と話している時にえび反りになって暴れていたり、子どもと一緒に通学するのは想像以上に大変でした。他の受講生のママさんたちに迷惑をかけていたこともあると思います・・・。

瀬川さん
ほんまに大変でした。

家でも子どもが起きている時に勉強することは難しく、日中は割り切って子どもとの時間を過ごし、子どもが寝てから勉強していました。

毎晩3時位まで勉強していたので、寝不足でしんどい時もありましたが、「絶対に学習期間を延長せずに卒業したい」という想いがあったのでがんばることができました。

デジハリ卒業後のスキルアップはどうしている?

デジハリ卒業後は実案件を受けて手を動かしながらスキルアップしています。

最近は「こうしたいのにうまくできない」と感じることが多く、Photoshopのスキルアップのためにバナートレースも始めました。

スキル習得にかけた費用と時間

デジハリに通った期間は7ヶ月。

費用はパソコン代20万円・デジハリの受講料60万円弱、その他にも書籍を買ったり、勉強会に参加したりとトータルで100万円程かかりましたが、デジハリ卒業後1年せずに回収できました。

人との出会いが仕事につながる

デジハリ卒業後、どのように仕事を見つけましたか?

瀬川さんが初めて挑戦したロゴ制作

友人から依頼を受けて、友人のご主人が経営されている靴の卸会社のサイトを制作しました。

まるっとお任せいただいたので、サイトの制作はもちろん、ロゴ制作・ライティングなど全て1人で担当し、初めてWordPressを使ってホームページを制作しました。

瀬川さん
デジハリではWordPressの勉強はしなかったので、独学で学びました。

また、卒業後にデジハリのインタビューを受けた時にあいみんさんと出会い、お仕事をいただく機会にも恵まれました。

最初はCanvaを使ったサムネイルの作成や、Webデザインとは全く関係のないエアコンクリーニングの調査なども行いました。今はWordPressを使ったサイトの下層ページを制作させていただくことが多いです。

仕事でわからないことはまずは自分で調べて、それでも解決できなかった時はあいみんさんに教えてもらうこともあります。

あいみんさんは「手が止まる時間がもったいないから、調べてもわからないことは聞いて」と言ってくださるのでとても心強いです。

瀬川さん
デジハリ卒業後に卒業生3人でチームを組んでいたこともあります。

フリーランスの仕事をはじめて、辛かったことはありますか?

仕事でこれが辛かったとかではないのですが、プライベートでもうまくいかないことがあり、精神的に落ち込んでいる時期があったんです。

そんな時に、あいみんさんの一言に救われたことがありました。

悩んでいることを言っていないのに、私の気持ちの変化を悟ってくれて「無理はしなくて良いけど。もし自分のために頑張るのがしんどくなったなら、私のために頑張ってくれないかな。後悔はさせない!」と声をかけてくれたんです。

その言葉のおかげで頑張ろうってスイッチが入りました。

あいみんさんと出会えたことでお仕事をいただけるようになり、困った時や悩んでいる時は助けていただいています。家で1人で働いていると、孤独を感じたり気持ちが沈んでしまうこともありますが、悩んでいる時に声をかけてくれる人がいるから乗り越えてこれました。

在宅ワーカーにとって誰と一緒に仕事をするのかは重要。自分から発信して、一緒に働きたいと思える人に出会うことが在宅ワークを継続していくためには大切だと思います。

あいみんさんはいつも褒めて伸ばしてくれて、気持ちをプラスに持ち上げてくれるので本当に感謝しています。

正社員を退職して在宅ワークへ。感じるメリット・デメリットは?

在宅ワークは自分の好きな時間に仕事ができるのがメリットである一方、子どもがいる中で集中して仕事をすることは極めて難しいと感じています。

もらった仕事は早く終わらせたいタイプ。常に納期が頭の中にあり、子どもといる時でも「やらなきゃ」と考えてしまいがち。

娘に「ちょっと待って〜」「その後公園行くから〜」と待ってもらい仕事をすることもあります。

「子どもと一緒にいたい」という気持ちもあり在宅ワークの道に進みましたが、仕事がしたいがために娘にイライラしてしまった時には「会社員に復帰した方がメリハリをつけて働けたのかな」なんて思うこともありますよ。

いろいろな仕事に挑戦して自分の可能性を広げていきたい

Webデザイナー瀬川さん

今後の目標は?

まだ2人目が生まれた後の生活が想像できないので今後の働き方の詳細は決めていませんが、産後落ち着いてきたら今と変わらず、子育てを中心に無理なく在宅ワークを継続していきたいと思っています。

私は絶対にデザインだけをやりたいわけではなく、在宅でしっかり稼げるようになりたいと思っているので、いただいたお仕事はなんでも挑戦して、自分の可能性を広げたいです。

今は出産を控えていることもあり、1人でできる単発のお仕事をいただくことが多いけれど、今後はチームでも仕事をしてみたいです。1人では受けることが不安な仕事でも仲間がいれば挑戦できると思うので。

家族の意向もあり子ども達は幼稚園に通わせる予定なので、今後もしばらくは子育て優先で仕事をしていきます。デジハリに通う前から「子育てを中心にできる範囲で仕事をしよう」と考えていたので、そんなに急いでいないんです。今は無理をする時期ではないと思うので、Webデザイナーとして・在宅ワーカーとしてゆっくり、でも着実に成長していきたいと思っています。

プロフィール

瀬川 和美さん
家族構成:本人・配偶者・娘(3歳) 現在妊娠中
在宅ワーク歴:2019年7月からデジハリに通学。 2020年2月よりフリーランスWebデザイナーに転身

※こちらの記事は2021年6月現在の働き方です。
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この記事を書いた人

フリーランスWebライター
金融業界で営業事務を6年間経験したのち、2人目の出産を機に、フリーランスWebライターへ転身。
子育て×働き方メディア運営・SNS代行・メディアのライティング。
人や物に込められた想いを文章にするのが得意です。


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